40代でIT業界へ転職するための資格
40代でIT業界へ転職するために持っておきたい資格は、ITパスポートです。
ITパスポートは国家資格となっていて、IT業界へ転職するときには信頼度が高い資格ですので、持っておくと有利な資格です。
ITパスポートの資格取得を目指しながら、基礎について勉強していくことが出来ますよ。資格取得によってITの幅広い知識を得られますので、その後にはさらに専門性の高い資格を目指していけるでしょう。
基本情報技術者の資格を持っていると、プログラマーやSEとして仕事をしていくことが可能です。40代でIT業界へ転職しようとすると、やはり実力が求められるので、この資格を持っていると自分の知識を分かりやすくアピールできます。
CCNAと呼ばれるCisco Certified Network Associateと言う資格や、CCIEとして知られているCisco Certified Internetwork Expertの資格を持っておくのも転職に有利です。
最初のCCNAは、シスコシステムズ社が認定しているネットワーク技術者用の資格です。ネットワークシステムというのは年々技術開発が進み、高度な知識が求められています。シスコシステムズ社が認定しているCCNAは、実用的な知識が学べる試験としても評価されています。
CCNAを取得することによって、その上位資格であるCCNPを目指すことも出来るでしょう。
シスコシステムズ社が設定している一番上の資格は、CCIEです。CCIEを持っているネットワークエンジニアは、転職の際にとても有利です。
ネットワーク機器の需要は多くの企業で高まっているので、確かな技術を持ったネットワークエンジニアが多くの場所で必要とされています。早めに転職を決めたいときには、集中してこれらの資格を取ると良いでしょう。
プログラマやSEとしてある程度の知識があるなら、システムアーキテクトやITトラテジストの資格の取得も考えてみましょう。
システムアーキテクトはシステム開発の中で、最後の上流工程に関わるエンジニア向けの資格です。上流工程に関わるために責任が重大で、システムプログラムについての幅広い知識が求められます。他のエンジニア達とコミュニケーションを取り、問題の分析や改善点などを探っていくスキルも必要です。
IT業界では、システムアーキテクトの資格を持っているエンジニアを優遇する企業もあります。
もう一つの資格であるITトラテジストは、企業にコンサルタントをしていく資格です。
40代からIT業界へ転職するには、資格取得自体をITの勉強の機会とするのが良いでしょう。ITについて幅広く学んでいけるITパスポートの資格取得を最初に目指すのが基礎を学ぶのには最適かも知れません。